身体を緩めると こころも緩む

それはそれは、長い道のりでした。

娘のアトピー治癒の道のり。

発症は2歳でした。とはいえ、幼児から思春期に入る前の小学生の頃は、さほどひどい症状はでておらず、ただ乾燥がひどくて病院から処方される塗り薬を塗る毎日でした。

それが、思春期に入った中学生の頃から症状が悪化し、魚の鱗のような足と腕になっていました。


アトピーと親子関係のことなら、一冊の本にできるほどいろいろと経験をしてきましたが、ここに書くのはあくまでも、わたし個人の体験であり、アトピー性皮膚炎について言われている様々なことを、研究したわけではないので真意について書くことはできません。なので、あくまでもわたし自身の経験として、参考までに読んで頂ければいいなと思っています。


アトピーはご両親の緊張や不安を吸って起きるもの、と私のレイキの師匠から聴いたことがあります。


それは確かにそうだ、と実感したのは、娘が周囲の環境に敏感であること が分かってからでした。
私たち両親の機嫌から学校の環境、ありとあらゆることにアンテナを張り、変化はないか?異常はないか?と様子をうかがっているようでした。周囲が信じられず、自分も信じられず(自信がない)にいる姿は、不安定な時期の私にそっくりでした。


親の影響を人間はたぶんに受けます。

価値観や癖、思考に至るまでその影響はとても強く、大きいものです。


それに気づいたときは、すでに自然療法士としての資格を取り、活動もしていましたから、どうすればいいのか?という見立てだけはたてることができたので、まずは、彼女を信じることからスタートさせました。


自分の中に、アトピーを克服する力があることを母親である私が信じ、彼女に伝えました。おそらく最初は半信半疑であったと思います。なにしろ周囲を信じませんし、自信もないので 母親の言うことを最初から理解していたとは思えません。


あなたにはそれを克服するパワーがあることを証明するために、彼女についてのありとあらゆる事に対する心配をすべて捨てました。

進路も勉強も、アトピーの症状についても。


「だって、なんでもできるじゃん!自分の見に降りかかるすべてをはね除け、乗り越えるパワーを母親として与えたから、大丈夫」


というメッセージを伝え続けました。


母親が不安や心配になると、どんな表情になるか?
皆さん一度、心配事を思い浮かべて鏡を見てください。


眉間にしわが寄り、決して幸せとは言えない表情をしていませんか?

そんな母親の表情を見た子供は、ますます不安になり自分を信じられなくなってしまいます。お母さんが心配している!たいへんだ!自分はなんだかおかしいんだ!って思いかねない。


娘もそうだったんでしょう。

娘以外のことで私が不安や心配にさいなまれても、娘にはこう伝わります。

「お母さん、楽しそうじゃない、幸せそうじゃない。これって私が悪い子なんだ」


そういったネガティブメッセージをやめ、ポジティブに 一緒にアトピーを治していこうぜ!といった姿勢をとりながら、さまざまな自然療法を取りいれていきましたが、最大の山場は今年の3月だったでしょうか。


痒みで皮膚を掻くと、すぐに傷ができ そこから水がでてくる。体臭も垢もびっくりするほどのもので、ひっかき傷にお風呂のお湯が染みる。あまりの痛さに泣きながら着替えていることもあり、さすがにそのときは 私も動揺しました。


できるなら、痛みを娘の変わりに背負ってあげたい。


これはどこのどんな親でも感じるものでしょう。


子供が熱を出してうなされているとき、誰よりもこころが痛いのは両親です。


しかし、親は子供の代わりになることは決してできません。


この事実が語っていることはなにか?といえば、子供といえど、両親と交わることなく、ただ横並び並んでいる人生の道を歩んでいる、ということです。

子供には子供の人生がある、ということです。

ということは、子供が苦労するぐらいなら親が変わって苦労する ということが、匙一杯ぐらいの良いことであっても、そのほとんどが、子供の為にはならない、と言うことが分かります。


子供に降りかかる試練を目の前にして、両親ができることは、子供がそれらを乗り越えることを信じることだけです。

手助けもアドバイスもできるでしょう。でも、最終的にゴールを迎えるのは子供ひとりです。


お湯が染みて泣いてしまう娘を前に、ぐっと弱音を吐きたい自分を堪え、ただただ、症状がよくなっていくから大丈夫、と言うぐらいが、せいぜい私ができることでした。


それから数ヶ月がたったあるとき、娘が不調を理由に学校を休みました。気圧の変化が偏頭痛を起こすので、それだろうなぁと呑気に構えていたら、お友達から「肌が赤いね」と、炎症を起こしている肌のことを言われて「もう誰にも肌を見られたくない」と泣き出しました。


お友達からすれば、症状を心配しての一言だったはずです。

しかし、アトピーは彼女の弱点です。すぐさま「嫌なことを言われた」と感じたのでしょう。

自分の弱点が、実は長所であることにまだ気づけていない・・・とはいえ、それは難しいことではあると思いますが、いづれ気が付くことであると思いながらも、友達の一言に傷ついた彼女に必要なのは、なにか?をすぐさま考えました。


話を聴いたあと特に何も言わず、自然療法士としてできることをしたものの、あとは放っておきました。


言葉なんてこういうときはいりません。

むしろ、邪魔になる気がします。

母親がどっしりと構えていることが、唯一 伝えたメッセージでした。


実はこのとき、お湯が染みて泣いていたときのように私はしんどさを少しも感じていなかったんです。

なぜなら、今までアトピーのことで泣くことはあっても弱音を言えなかった彼女が、周囲に見られたくない、と本音を言えたことは、改善の兆しと思えたからなんですよね。


娘のアトピーは過度の緊張とも関連していると思っていました。不安定な母親から受け取る不安な心配のエネルギーは、彼女を不安定にし、緊張させていたことでしょう。自分の安心できる場所を感じられぬまま育ち、息をつく場もなく、過度にこころを緊張させていたんだろうと思います。


本音を言える。弱音を言える。


安心し こころが緩んだからこそ言えた言葉。

今のどっしりと構えた母親になら、自分の弱音を言っても母親は笑って受け止めてくれるだろう、不幸にはならないだろうという安心感。


私の見立てはあたり、それからぐんぐんと彼女の肌は健康な肌を取り戻していきました。魚の鱗のようだった肌は健康な強い肌となり、お湯も染みません。


まあ、ほんとうに長い道のりでした(笑)


レイキのアチューンメントや、ヒーリングセッションをさせていただいていると、緊張が強い方が多いことに気が付きます。

そういう方というのは、呼吸がとても浅い。私は一呼吸しているあいだに2回かけて呼吸をしており、肩で吸っているかのように肩が揺れています。


こころと身体は連動しているので、身体が緊張しているとこころも緊張し、その逆もあります。こころの緊張が身体に伝わり、呼吸も速く浅くなります。


たまに、自宅にいてもどこにいても 自分が安心できる場所 自分の居場所を感じられないという方がサロンにいらっしゃいます。とにかく緊張のしっぱなしで交感神経が優位に働き続けている状態です。


自分が生きる場所 安心できる場所は待っていても他人は与えてくれません。なぜかといえば、安心は自分の中にあるもので、外側に存在するものではないからです。

こころから安堵できない者は、たとえどんなに強固な建物に住んでも、自分が望んでいた環境にいても 安心できないんです。


娘はアトピーを通して、ようやく自分の内側に安心出来る自分の居場所を見つけたようです。

おそらくそれは、自分を信じることに繋がっていくんですよね。
私は大丈夫と思えること。ひとを信じ、何より自分を信じること。


自分の不調を理由に入ったヒーリングの道 レイキの道は、色んな学びを日々与えてくれますが、親子関係もまた改善し 私に必要なことを娘を通して教えてくれました。それは感謝としか表現する方法が見つかりません。


緊張が強い、安心できる場所がないと思ったら、リラックスするためにヒーリングを活用してみてください。

レイキは副交感神経に優位なエネルギーですし、チャクラヒーリングは気の流れを良くし身体を温めます。そうすることで、こころが緩み 自分自身のしあわせに気づけることもあります。望んでいた本当のものを見つけられることもあります。


緊張すると視界が狭まりますよね。

でもリラックスしたら、視界は広がります。

目の端っこに、あなただけのオアシスが見つかるかも知れません。

見つけたら自分の手でキャッチして、自分の足で歩いてみてください。

ヒーリングができることは、そうゆうことかもしれません。






レイキセミナー&チャクラヒーリングサロン

ファ.ーストノエル

www.rie-noel.com