
レイキを始める前、というのは、とにかく病弱で 薬と病院がなければ生活できないぐらいでした。
はじめてレイキの師匠に会ったときに顔色がずいぶんと悪かったらしく、今でも「顔色が悪かった、土色していたよね」と言われるほど、そのときの私の状態は心身ともに辛い時期でした。
いわゆる心身症にあたる病気を患っており、それらはすべてストレスからくるもの と括ってしまってもいいのかもしれません。
職場での人間関係もストレスでしたし、家庭のなかでも些細な対人関係で悩み それがストレスとなって体に表れていたんでしょうね。
そして、そのストレスから逃げようとして、現実離れした夢を追いかけて、その夢が叶わないのは自分の実力がないだけなのに、すべてを人や環境のせいにしていたのも、その時期でした。
先日、NHKスペシャルで”キラーストレス”と題して、ストレスが心身に与える影響の研究結果が放送されていましたが、そのなかでストレスに強いタイプと弱いタイプがあり、それは環境や遺伝子から分かれると説明されていました。
過去の経験からも分かるとおり、私はストレスに弱いタイプです。
今、思い返してみると、「たかがそんなことで!?」と思われる人間関係の摩擦にも、当時は過敏に反応し思い悩んでいましたから、当時の私はストレスをそのまま受け止めて緩和することもできずにいたんですよね。
今はどうか?
といえば、ストレスに弱いのはさほどに変わりないかもしれません。少々、強くなったと思いますが、過敏に反応してしまう部分はいまだに持っていると思います。
でも、これだけは変わってきたなぁと思うのは、ストレスによって起きる心身症や不調が激減したということでしょうか。今は以前、患っていた病気はありません。
これは、ストレスに対して強くなったという部分・・・・少々のことでも過敏に反応しなくなった、というのもありますが、いちばん大きな影響は、ストレスを緩和するスキルを身につけた ということだと思います。
私の場合は、レイキがそのスキルとなり、レイキを使えるようになったことはとても大きな影響を及ぼしました。
過去のストレスで緊張がマックスの状態にあったところでレイキと出会い、レイキヒーリングを自分にすることによって心や体の緊張やコリがほぐれ、次第に自分の好きなことや やってみたいことを考える余裕が生まれ・・・現在は、ストレスを緩和する方法をいくつも持つことができました。
心がガチガチに硬くなっているときというのは余裕をもてないので、自分が好きだと思うことも リラックスできる方法も、なにもかもがよく分からなくなってしまうんですよね。
中学生の頃に自律神経失調症になったのも、環境からくる強いストレスによって起きたことではないかと思われるので、10代の頃からかなり長い時間、私はストレスに弱い状態であったんですよね。
人からよく「ストレスはないでしょう~」と半ば笑われながら言われることが多くなりましたが、ストレスがまったくない というのは、この社会に生きていればあり得ないことです。ですので、私にだってストレスはあります。
けれど、レイキと出会う前とずいぶんと違ったことは、ストレスを緩和する方法を身につけ、自分でその影響をコントロールするようになったことだと思います。
社会問題として取り上げられるストレス。
そのストレスをなくそうと真正面から立ち向かうのではなく、ストレスを緩和したり コントロールするスキルを身につけて上手くお付き合いをしていく・・・というのが、より建設的なのかもしれませんね。
みなさんもぜひ、ストレスを緩和する方法を何か探してみてくださいね。
ちなみに、レイキ以外での私のストレス緩和は、意外なところで髪を丁寧に洗うこと!です(笑)。頭を良く使ったときはとくに地肌をマッサージしながら、ゆっくり丁寧に洗い、しっかりとトリートメントする。そうするとその日の夜はよく眠れるので、翌朝にはストレスをすっかり忘れてます。
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