
リアルでカジュアルに使えるレイキヒーリングを伝えています
9年前の10月から、レイキセミナーのサロンとしてファ.ーストノエルをオープンさせたことを、仕事の合間にふと思い出していました。
今まで、いろんな方にレイキを伝授してきましたが、学ぶスタイルもレイキを使っていく姿勢もそれぞれでしたが、やっていくなかで、私が伝えたいレイキのスタイルというのが”リアルでカジュアル、日常生活の中で使えるレイキ”と形ができはじめた頃、生徒さんも、それに共鳴された方が来られることが多くなりました。
目に見えないし、手に重みを感じるものではない、目に見えないタイプのエネルギーですので、それを日常に取り入れるって?と思われるかもしれませんが、なんだか難しそうに思えて実はシンプルなことなんだと思うんですよね。
私は以前、10代の女子を対象とした小説を書いていた小説家でした。書いていた年齢も10代から20代前半の時期だったので、書く文章も10代の女の子がストレスなく読める文章だったり、言葉選び、書き方を自然としていました。
けれど、小説家なんて呼ばれだし、ジュニア向けから大人向けに転向したいと思い出した頃に、あえて難しい言葉を選んで書いたことがあったんです。
例えば、静か・・・と表現すればいいのに、静寂 と書いてみたり。
物語の展開や背景などから考えて、静寂 という言葉がぴったりくるということもあるので、一概には言えないところですが、私の場合は、あえて大人っぽい言葉を選んで書いたんですね。
それを知った とある先輩の作家さんから、
「私はあえて簡単な言葉にして書いている。むずかしいことを簡単に書く事って実はとても難しいことだから」
と、できもしないのに大人びて書こうとした私に、やんわりと言ってくださった言葉でした。
この作家さんは今でも、やはり難しい場面を簡単な言葉で物語をつづっています。それはすごいことだと今ではよく分かります。
レイキの世界は、わかりにくいところもあれば、難しいところがあります。
いわゆる、レイキの世界のレイキ用語、スピリチュアル用語といったものもあって、私にはもう馴染みの、アチューンメント という言葉も、レイキやエネルギーワークに馴染みのない人からすれば、そのカタカナはなんていう意味ですか? なんですよね。
私は知っているけれど相手はよく知らない ということは多々あり、小説ともなれば、読者に分かるように書く というのは基本中の基本。私はそんな言葉をたくさん聞いて10代から20代前半、作家としてやってきたので、レイキの世界に入ったとき、自然と難しいことを分かりやすく伝える、という方法をとっていたように思います。
また、これもまたエネルギーの法則だと思いますが、師と仰いだレイキの先生方もまた、難しいことを分かりやすく伝える方法でレイキセミナーをされていて、すんなりと受け入れられたというか戸惑いがなかったんですよね。
なので、レイキセミナーを始めて最初の頃、レイキやスピリチュアルに詳しい生徒さんから専門用語で話されると意味が分からず、あとで調べてみる・・・・なんてこともありました(笑)。でも、その専門用語から発せられる妙な ベテラン風にあてられることがなかったのは、作家時代の教えの賜だった気がしています。
日常の中にあるものって、生まれ時から慣れ親しんだ、ごく自然に出来ることで構成されてますよね。
歯を磨くも髪をとかすも、汚れたテーブルを拭くも何もかも、ごくごく自然に身に付いて、誰もができることです。
レイキもまた、そんな風にして身に付いていくもの になれるんですよね。
あえて、「レイキを使うぞ!」と身構える必要はなくて、アチューンメントを受ければもうすでに手からレイキが流れている状態になったわけですから、お箸を持ってご飯を食べるように、スプーンで柔らかいプリンを掬うように、レイキを使えばいいんです。そうすれば、レイキは自然と身に付いて、ごはんを研いだらレイキを水の張られたお米にかけますし、湯船に浸かったら自然とシンボルを描いています。
多くを知ろうとする知識欲もエゴである、とは先生から教えて頂いたことですが、私が作家時代に、あえて難しい言葉で小説を綴ろうとしたその気持ちの奥には、上手に小説を書けない未熟な自分へのコンプレックスからくる、上手に見られたい、上手く書けていると見せかけたいというエゴがあったんですよね。
レイキもまた同じ。
多くを知ろうとする・・・レイキの勉強を続けていくことは大切なことです。が、それと同時に、自身が立っている立ち位置と、自身が知ることの出来るレイキの知識の量というのも冷静に把握しておく必要はあるかと思います。知識欲というエゴに引っ張られないために。
レイキを実践していく経験値から、そろそろここまで学んでもいいかな?さらに専門的な知識を頭に入れてもエゴに引っ張られないかな?と感じたとき、面白いことにこれもまたエネルギーの法則でしょうが、次のステージを受講する機会が得られることが多いです。
リアルにそしてカジュアルに、レイキを日常の中で使っていく。
それは本当にシンプルなことです。
ただレイキを使うこと。
レイキセミナーでは、これってなんだろう?と思われる目に見えないタイプのエネルギーであるレイキを、ただ使っていけばいいんだ!と実感して頂けるように、分かりやすく、私の経験なども交えてお伝えしています。
レイキをただのお飾りにしてしまうのはもったいないですから、それぞれのみなさんがお持ちの日常生活という世界の中で、レイキが役立っていけるよう、ひとりひとりにあわせてお教え致します。
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