どうせ心を向けるなら

心を向ける先は 希望へ

2月も終わりに近づき、春に向けて新しい生活を迎える準備をする人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

わたし自身も、娘の進学に伴い 家族の生活がガラリと変わります。

以前から、子供が家を出ると寂しくなるよ~ とか、泣けちゃうよ~ と言われていて、へえ、そうなんだぁ~ ぐらいの感覚でいたのですが、いざ自分にそのタイミングがやってくると・・・やっぱり泣けません(笑)。

 

親子関係が淡泊だというわけでもないし、寂しいと思う感情がないわけでもないんですよ(笑)。これは、娘が小さい頃から私が持っていたもの が影響しているから なんですよね。

 

私の育った環境は両親が不仲になったということが発端となり、家庭という形がなくなったのが10代前半に起きたんですね。そのときに、子供ながらに悟ったことがあったんです。

 

子供の頃、それこそ小学生の頃は父も母もずっと一緒にいるものだと思いこみ、離れることなど想像もしていなかったんですね。当たり前のことですが、子供って生まれた瞬間から親が側にいますから、その親が自分から離れたりすることなど想像が出来ない。それが大きくなって、自分の進路だの生き方だのを意識する頃にようやく、親と離れて暮らす ということを考え出すわけです。

 

それが私の場合は、自分の生き方や進路を意識する前に父親がいなくなり(実際に行方不明だったので)家庭というのは形を変える ということを強烈に意識したんですね。

 

なので、子供が生まれたときからその意識はすでにあったので、子供が大きくなれば その子は自分の元から離れて自分の家庭を持つだろうということは想像していたので、今、子供が進路のために家を出ることになってもショックではなく、むしろ成長の過程だと捉えているわけです。

 

ですので、どちらかといえば、子供が一番になる母親というよりは、私は自分のパートナーである主人を第一に考えて、夫婦で家庭を形成し子供を育てる という意識が強かったです。なので子供が巣立つタイミングが来ても普通に受け止めていられるんだろうなと思うんですよね。

 

ただ、寂しくないわけではないんですよ(笑)。

いつまでも娘が子供でいて、家族でそろってご飯を食べたり、ちょっとしたお出かけを楽しんだり・・・という時間がずっとずっと続けばいいと思うこともあるんです。

 

でも、実際どうです?時間は流れていくんですよね、この先へ向けて。

いつかは朽ちていくという宿命を持った肉体を持つ以上、時間の流れに沿って生きるしかないわけです。

 

留まることが出来ないのであれば、じゃあ、この先へ行ったら起きる楽しいことや嬉しいこと、喜ばしい出来事に心を向けて、寂しいけど、楽しいこともあるからそれを楽しみにしていこうと思っているんです。

 

だから、落ち込まないし悩みもしません。

 

子供が巣立ったら巣立ったで、現実的な問題や悩み事もあるでしょう、きっと。

避けて通れない問題、きっと来るでしょう。

 

でも、まだ起きもしない現実を今、悩むことはないし考える必要はないんです。

 

わたし自身が老いていくこと、子供が大人になっていくこと、それらすべてを包んで楽しみにして、ただ今はわくわくして、今を見つめて今を生きています。

 

どうせ心を向けるなら、不安や心配でいっぱいな暗闇よりも、光に彩られた希望に向けた方がいいのではないかな、と思うんですよね。

 

どうです?

 

いづれ人間は肉体が朽ちる、この世からいなくなるというゴールを迎えます。

不死になったという人間をどこのどの時期の歴史を見ても、登場することありません。

 

肉体は柔らかく、その場の環境に影響されやすく脆く、弱い。

だからこそ、誰もが肉体を強く 維持するために、旬の食材を美味しく調理して食べ、身体を動かし、いつまでも元気でいようと努力をする。

 

脆く、影響を受けやすい肉体を持っているということは、私たちは変化を起こす生物であり、その変化は人生のみならず、環境にもその波は伝わっていくということ。

 

だったら、家庭という環境だって変化をするのは当たり前のこと。

ごくごく普通の、私たちが意識をすることもないまま、流れていく大きな大きな流れの一つ。それは森羅万象という言葉に当てはめてもいいことなのかもしれません。

 

 

娘が巣立つ春を迎えるこの時期に、生まれて半年もたっていない赤ちゃんを抱っこする機会がありました。

 

そこには言葉では言い表せない宇宙という大きな存在の、大きな大きな流れがあるようで、何とも不思議な気分になりました。

 

 

人は脆弱。心も体も。

だからこそ変化し、成長し、素晴らしいエネルギーを放つ。

 

 

ちなみに、赤ちゃんを抱っこした私のエネルギーは、完全に ばあば でした(苦笑)。

もうママではないようです(笑)。

そこがちょっと残念ではあったけど、ばあばになることも、私の楽しみの一つであり、Welcomeで迎える未来です。

 

 

 

 

 

 

 

 


ファ.ーストノエル

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