
レイキはどのステージまで学べばいいの?
レイキセミナーは、ファーストステージ、もしくはカジュアルレイキを最初に受けるレイキのステージとして受講されますが、その際にテキストの書かれている各ステージの特徴や内容を見て、
「私はどこまで受ければいいですか?」
といったご質問をされることがあります。
(※カジュアルレイキを受講の場合、ファーストステージの受講料の差額をお支払いいただきファーストステージの講義を受講すればファーストの認定証が発行されます)
マスターのほうから、「あなたはこのステージまで受けるといいですよ」といった勧誘はしないので、各ステージの特徴などを読んでもらい、自分の生活スタイルなどを見直してもらって、自分に必要かどうかをご自身で決めていただければ大丈夫です。
宇宙のエネルギーを自分がどのぐらい持つのか?というのは、各個人が選択することですからね。
とはいえ、そう言われても迷ってしまう・・・という方もいらっしゃって、しばし内容などを細かく話すときがあるので、それぞれのステージの特徴を今日は書いていこうかなと思います。
まず、ファーストステージからいきましょう。
※カジュアルレイキはファーストステージのプロのヒーラーに必要な講義を省いた形で受講していただくステージなので、ファーストステージを受けて出来ること というのは基本的に同じだと考えても大丈夫です。ただし、認定証が発行されませんのでレイキをアマチュアとして使う というのが、カジュアルレイキになります。
ファーストステージは、レイキを身体に入れる行為であるアチューンメントを受ける最初のステージです。約40分のアチューンメントをマスターから受けていただくと、手からレイキが出る、流れてくるという状態になります。
レイキにはさまざまな特徴や期待できる効果といったものがありますが、ファーストステージですと特に肉体に対する効果が期待できます。
例えば、切り傷や打撲、ヤケドといった怪我や、痛みの軽減、ストレスがかかるとお腹に症状が出るといった場合にもレイキは使えます。ですので、ストレス緩和にも役立ってくれるということですね。
ファーストステージを受けた後、よく聞くのが「イライラしなくなった」という言葉。これは、自律神経のバランスが整ったと考えられるのですが、普段は優しいのに仕事となると鬼のように働き、イライラも増す友人も、ファーストステージでずいぶんとイライラが軽減してました。
このファーストステージで誰でも実践してもらうのが、21日間の自己浄化 というもの。身体のあるポジションに21日間、自分でレイキを当てていただく という期間です。
ここで、21日間もやるの?という反応を見せる生徒もいますが、ここはぜひやっていただきたい・・・・いや、やったほうが自分のためになるから頑張ってやってみて!とマスターとしては言いたい期間です。
身体から毒素がでやすくなる時期ですので、レイキを当てて身体にたまった余分なものを汗や目やに尿として身体から出す貴重な時間です。私も21日間の自己浄化で身体の不調や病気がずいぶんと改善しました。
なので、ファーストステージ(カジュアルレイキ)を受けると、自分自身の健康に役立ってくれます。もちろん、家族や大切な人たちの健康維持にも役立てられます。女性には嬉しい美容効果もありますし(母は鼻のほくろが消えたと言っていて皮膚科医もびっくりしたという話があります)、お料理の味が美味しくなったり、飲み水がまろやかに飲みやすくなったり、ペットの健康維持にも使えますね。
さて、次はセカンドステージ。
セカンドステージは、ちょっとふしぎに思われる シンボル&マントラ というのを使えるようになるステージです。
私は師匠から「かるく陰陽師気分が味わえますよ~」と笑顔で言われましたが、確かにそうですね、かる~く陰陽師気分になります(笑)。しかし、シンボル&マントラという日常では聞き慣れないものに慣れてくると、これが普通のことになってしまうのが面白いところ。むしろ、使えるから便利!になります。
ファーストステージでは身体の気になる箇所や怪我をした場所、ストレスを感じている場所などに手を置いてレイキを流す というスタイルでしたが、セカンドステージは、シンボル&マントラという便利なものを使えるようになるので、なんと!意識や精神といった、目に見えず手で掴むこともできない いわゆる心の部分に、シンボル&マントラでレイキを流せるようになります。
セカンドステージで身体に入れるシンボル&マントラは3つあります(スクールによっては違いがあるようですが、当サロンは3つです)。
どんなものか?はネットで公表は出来ませんが、ざっくりといえば、パワー、癒し、遠隔の意味を持つもので、なんだか元気がないから元気が欲しいと言われたら、パワーの意味を持つシンボル&マントラを使って、相手にレイキを流せばOK!といったもの。
例えば、あなたの大切な家族が、心にショックを受けたとします。失恋したとか、友達と喧嘩しちゃった、仕事で失敗しちゃった といったようなことで、ショックを受け、どうも元気がない、手で触れることはできないはずなのに痛みを感じる。そんなときは癒しの意味を持つシンボル&マントラを使えば、ちゃんと相手の心に優しくレイキが届けられます。
さらに、便利なのは遠隔のシンボルでしょうか。
レイキは日本発祥でありながら世界中に広まったのですが、その理由の1つに、遠隔が出来たからというのがあります。
この遠隔・・・ふしぎに感じるかと思いますが、遠く離れた人や過去や未来にも、レイキを送ることが出来るというもの。
この科学の世界において、遠隔なんてそんなことができるの!?と思われるかもしれませんが、科学の世界だからこそ、実はこの遠隔は量子力学という科学とは違ったジャンルが遠隔の仕組みを解いているんですね。また私たちは、遠隔を実は使っているんですよ。なぜなの?という疑問は、セカンドステージを受ければなるほど~となるかと思いますが、この遠隔、ふしぎさを忘れるほどに、便利に、パワフルに使えるシンボルです。
離れている両親にレイキを送ってます。
よく生徒から聞くのが、この言葉。
離れて暮らす娘さんや息子さんが、仕事や家事の合間にレイキを送り健康を願っているんですよね。優しいレイキがあちこちで光のように飛んでいくのか・・・と思うと、ほんのり心が温まります。
そして、レイキセミナーベーシックの最後は、サードステージです。
このステージは、とても特別です。別格と言ってもいいかと思います。
これはグランドマスターから教えていただいたことですが、サードステージは、勉強するというより魂で受けるもの と言われました。
レイキを受けるタイミング(この場合、ステージは関係なく)・・・宇宙から降り落ちてくるエネルギー(こう書くと怪しさ満載ですが、ファーストステージの講義を聴いていただくと、怪しさは軽減しますが、ここでは書いていて私がぴったりくる表現をさせてもらいました)と繋がるタイミングというのは、惑星の位置によってその日の運勢だの、生まれた持った才能を見る占星術とおなじように、やはり、その人のタイミングできている、ということが起きているんですね。
アチューンメントをしていて、あぁこの生徒はここがタイミングだったんだと思って後でお話を伺っていると、実際にターニングポイントになる時期に来られているということがあるんですね。
または、周囲にレイキを必要とする人がいて、レイキを当ててあげたいということで来てくださる生徒もいます。これも見ていると、レイキを必要とする人に起きた何かによって、水たまりに落ちた石ころによって波紋が起きるように、レイキを受けに来た生徒にも変化の波が起きているんですよね。
私もそうでしたし、グランドマスターや師匠からも同じ話を聞きます。
そのなかでも、サードステージは魂で受けるものというぐらいですから、私では計り知ることはできないところで選ばれ、サードステージを受けにくるということがほとんどです。
サードステージは、ひとつの大きなシンボル&マントラを体に入れていきます。
その大きさはレイキの中で最高峰のエネルギーと言われるほど。
サードステージはレクチャーを受けるということよりも、サードのエネルギーを持ったことで起きることについて話をしていきます。
それが、ハイヤーセルフと繋がる というお話。
ハイヤーセルフ・・・?
と、はてなが浮かぶ方もいるかと思いますし、最近のスピリチュアル流行の影響で、ご存じの方もいらっしゃると思います。
レイキの世界においていわれているハイヤーセルフについてのお話をするのですが、ざっくりと説明をすれば、本当の自分が思っているしあわせに気がつく ということ。
この、本当の自分 という自分自身を見つけられない人、見失ってしまったと思っている人が案外と多いです。わたし自身もしばらく見失っていた状態でした。
見失った状態でいると、漠然とした不安感や閉塞感を感じる人もいるかもしれません。また、この世が生きづらいと感じるかもしれません。
私は正直、生きづらい世界でした。
苦しみばかりだと思い、猫になりたいなぁ~とか思うことも(苦笑)。
けれど本当の自分を見つけた今は、生きることの辛さや苦しみを理解しながら、それと同時に存在する喜びや楽しみをしっかりと味わっています。
生きることはしんどい。
しかしそれは、生きているからこそ なんですよね。
肉体を持ち、この地球に足をつけ、生きているからこそ感じるもの。
だから、美味しいものを食べて、美味しい!嬉しい!という喜びも味わえる。
美しい景色や大切な人を見て、話して、手でぬくもりを感じる。
これは、肉体を失うと・・・死んでしまってはできないことです。
私がお伝えしたいと思っているレイキは、生きているからこそ感じる辛さや苦しさをなくそうということではなく、これらの、生きているからこそ感じる苦しさや痛みを乗り越える方法のひとつ、アイテムのひとつ としてのレイキです。
そのためには、日常で使えなくてはと思っています。
ですので、ファンタジーっぽい言い回しや、非日常の言葉は極力、講義の中にいれないようにしています。
とはいえ、レイキを学ぶには、エネルギー、宇宙という、その意味は分かっていても、実際にどんなものか説明をしてと言われたときに、言葉が詰まってしまうようなものを入れていかないと、レイキを日常で使うためには避けられないものもあります。
レイキそのものがエネルギーであり、その出所が宇宙である以上、やはり、そこの理解はしておいたほうがレイキを安心して使えるんですよね。
幸いにして、私はエネルギーや宇宙の研究者ではありません。なので、むずかしく理解をして、むずかしくお伝えすることはできないんですね。そう、簡単にしか話せないんです。
これまた幸いにして、グランドマスターは研究者レベルの知識をお持ちの方ですが、私のような凡人にも分かりやすくレイキをお伝えをしている方で、私はグランドマスターを師事し、昨年は、マスターズシュミレーショントレーニングを受けてきました。
そして、ようやく、10年という歳月をかけて私がお伝えしたいと思うレイキを見つけだせました。
魔法のように、今のあなたが持っている痛みや苦しみを取り去ることはできませんし、やりません。痛みや苦しみも、それらが起きている人のものであるからです。
人間を苦しめるものなんて必要ない!いらない!って思うかもしれませんが、経験上、いらないものではなくて、必要だったから起きて、あのときあの苦しみを味わったから喜びがあり楽しみがある、と言えるのではないかと思っています。
夜泣きばかりして苦労する子育ても、それを乗り越えてみたら目の前に手を焼いた可愛い子供が大きく成長して、その子供は苦労して育ててくれた母親に感謝をくれる。
そんなふうに、その人の人生に起きる全てのものに対し、マスターといえど手を出すことはしてはならないんですよね。
ただ、こうやってやるといい感じになりますよといった風に、アイテムとして使えるレイキをお伝えすることはできるんですよね。
かつて私が師匠からレイキを教わったように、便利ですよ~、こんなふうに使えますよ~と伝授できるんです。
世の中には、レイキ以外にも自分を良くするアイテムはいっぱいあります。
その中から、もし、レイキを選んでいただけたら、記事の内容を参考にして、私だったらどのステージまで受けようかなと考えてみてくださいね。