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レイキセミナーでヒーリングのマナーを伝える理由

マナーを守ることは、自分を守ることになる

ここ1年ほど前から、レイキセミナーベーシックコースの ファーストステージ のなかで、ヒーリングを仕事としてやっていくうえで大事なヒーリングにおいてのマナーを講義の中に組み込んで話をさせて頂いています。

 

以前までは、テキストに書いてあるので読んでおいてくださいと伝える程度だったのですが、レイキ伝授、それと講義をしているなかで、とてもとても大事な、人としての常識であったり、マナーといったものを、ぶっ飛ばしてヒーリング道を歩こうとする方が増えているということを感じたからなんですよね。

 

私のヒーリング、それからレイキの師匠は、必ず役立つヒーリングの基礎とマナーという本を出版された先生です。(クリックすると先生のプロフィールなどがでてきます、是非クリックしてみてください!)

 

この先生からヒーリングやレイキを学ばせて貰ったことはとても幸せなことだったと思う理由はいくつもありますが、何より良かったと思うことは、ヒーリングの基礎とヒーリングをさせて頂くうえでのマナーを、しっかりとたたき込んで貰えたことだったと思っています。

 

ヒーリングの基礎・・・というと、やはり、エネルギー理論、波動学と呼ばれるジャンルになりますが、この目に見えないエネルギーを扱うヒーラーが、エネルギーについて曖昧な認識でいると、ついうっかりマナー違反をする、ヒーラーにとって大切にしなければならないはずのクライアントを傷つけてしまう結果になってしまいかねないんですね。

 

今でこそ、オーラは特殊なカメラで撮影できる、人の身体を流れている電気の一種である”気”が肉体の中に留まることはできずに放出されたもの ということを割と多くの人が知っていますが

 

私がヒーリングを始めた頃のオーラは、”見える人”だけは”見えるもの”で、特別な人だけが見られるのだから、そんなものは存在するかどうかもよく分からない、きっとまやかしだ、スピリチュアルなものよね、といった存在でした。

 

ですが、オーラやその元となっているチャクラが研究され、賢明なチャクラヒーラー、セラピストの活躍により、オーラやチャクラは、見える、見えない、性格が分かる、未来が分かるといった占いのような要素ではなく、ヒーリングとして私たちの健康に役立てることが出来る といったことが、ヒーリングを利用する方たちに広がってきています。

 

そうではあるはずなのですが、レイキセミナーをしていると、やはり、人の心は目に見えないエネルギーやパワーといったものに翻弄される弱さを持っているんだな、と思うことに出会うんですね。

 

オーラが見える、他の人には見えない色が見える、感じる、分かるといった発言をされるタイプの心理の中には、ときにコンプレックスが隠れていて、そのコンプレックスを見てみないふりをして埋めるがごとく、

「オーラが見えるこんな特別な私は他者から認められて当たり前だ」

という心模様が広がり、

 

いかにもオーラが見えそうなヒーラーに、承認欲求を求めてくるという場面に出会うことがあるんですね。

 

オーラやチャクラといったものを理学的に知っているヒーラーであるなら、オーラが承認欲求のために存在するものではないことはよく分かっているはずなので、見えることは、その方のセンスのひとつ、エネルギーが当たったときにどう感じるか?の感覚の違いということを理解しています。

 

余談ですが、私の経験上、ほんとうに”見えるひと”は、自ら見えるとはあまり言わないですよね。すごーく謙虚、というのが本物とそうではないタイプの見分け方のコツだったりします。

 

私は師匠から、ヒーリングの基礎とマナーをがっつりたたき込まれているので、

 

オーラが見えないから、チャクラが分からないからヒーリングは出来ない といったことはないことはよく分かっていますし

なにより、コンプレックスからくる自分を認めて欲しいという自己顕示欲、承認欲求こそ、ヒーリングの世界に身を置くものなら遠ざけておかなければならないものだとよく分かっています。

 

 

数年前のことですが、私がレイキをお教えした生徒が、ヒーリングのマナーからかなり外れたことをしていたことに気づいたことがあったんですね。

 

それを知ったときは、それはもう青ざめて、どうしよう・・・・と悩んだわけですけど、その生徒の異変に気づくきっかけとなった会話の中で

「あの人たち、おかしいんですよ!」

といった具合に、語尾の強い口調で、”ある人たち”を批判した会話があったんです。

 

”ある人たち”とは、ヒーリングを学んだばかりのヒーラー初心者を売り込むためのホームページとSNSを作ってくれる人たちのことでした。

 

最近は、紙媒体でヒーリングサロンを知るというより、スマホやタブレットからの検索で、ご自身にあったヒーリングサロンを見つける時代ですから、ヒーリングサロンを構えたのであれば、その窓口となるホームページは必須です。

 

さらに、そのホームページを知って貰うためのSNSはさらに必要で、その必要であるという需要から、素敵に作られたホームページを作ってくれるプロ、アドバイスをしてくれるプロがいるんですよね。

 

私も最初の頃、そういった人たちと付き合ったことがあります。

SNSのプロ、ブログのプロといった方たちが講師を務めるセミナーに行ったこともありますし、実際にホームページを見て貰ったこともありました。

 

だから分かるのですが、彼らは人を惹きつけるとても素敵なホームページ、ブログ、SNSを作ることのプロですから、それはもう、立派なものを作ってくれるんですよね。

 

スタートさせたヒーリングサロンの売上をあげたいという”需要”があれば、売上アップに力を貸してくれる”供給”があるのは当たり前と思うのですが、この生徒さんは、これらのプロの仕事、やり方を批判したんですね。

 

生徒の批判する言葉にも頷けるところがあるのも事実です。

プロとしてサイトを作ってくれる人たちの中は、ヒーリングにおいては素人であるはずなのに、さもヒーリングをよく知っているかのように、ヒーリング初心者がもうベテランの域に達しているかのような自己紹介文を載せたりする人もいて、それに対して、どうだろうね~と苦言を呈したくなる気持ちは分かります。

 

私は一度、売上アップのために着飾って、その安っぽい着飾った洋服をすべて脱ぎ去って全裸になった経験があるので

そのときは、批判する生徒を「そう思うのね~」ぐらいで聞いていましたが、そのあと、生徒のルール違反を知ったとき、生徒の強い批判の裏には、ご自身もまた大変だったという気持ちに気づきました。

 

 

けっきょく、こういったヒーラー初心者をベテラン風に仕立てるプロがしていることは、相手がヒーリングの初心者であろうとなかろうと、素敵なサイトを作って売上をアップさせ、自分自身がその道のプロとして食べていける道を造ろうとしているのであって、依頼されたヒーラーの思いや未来を思って・・・というわけではないんですよね・・・。

 

需要と供給の世界であるのだから何かが言えるわけではないのですが・・・ちょっと切ない話ですよね。

 

 

人間って必死になると、心の弱さが露呈してしまうのか。

 

ヒーリングをしていくうえでのルールを、あっさりと破ってしまう。

 

わたし自身の経験も含め、生徒さんからもその脆さや弱さを感じます。

 

しかし、でも、だからこそ、ヒーリングのルールは守らなければなりません。

 

ならなければ・・・なんて言葉、好きではないのですけど、これは、レイキを手にして他者にレイキヒーリングを施すというスタートに立ったレイキヒーラーのことを思えばこその、強い言葉です。

 

 

師匠はよく、メンタルを強くすることが必要 といったことをおっしゃいます。

 

”盛る” ”シェア”といった言葉に隠れている、自分を良く見せよう、見せたいとするコンプレックスや自己顕示欲、承認欲求を、SNSやブログ、ホームページでしないための、強いメンタル。

 

「わたしってオーラが見えるんです、すごいでしょ?褒めてよ」という、認めて欲しい、私は特別だというパワーにフラットでいられるメンタル。

 

「私は透視ができるし、人も癒せるけど、あなたのパワーはどれぐらい?」という、スポーツ競技ではないヒーリングには必要のないパワー争いをもとめられたときの、あっさりと白旗をあげる強く、しなやかなメンタル。

 

生徒が間違った方向へむかったときに、生徒を叱り、ときには嫌われるのを覚悟でアドバイスをする愛を持ったメンタル。

 

プロとして、レイキヒーラー、レイキマスターの仕事を始めれば、必ず、こういったメンタルが必要となる場面に出会います。

 

そのときに、レイキ道から大きくズレることなく、自分らしいレイキ道を歩いていくための知恵、道具として、ヒーリングのマナーはあります。

 

ヒーリングを始めた最初の頃にはよく分からないことかもしれませんが、必ず役に立った!ということがあるはずです。

 

私が12年というまだまだ短い時間ではありますが、レイキマスターをやってきて、生徒に確実にこれだけは教えられる!ということがあるとすれば、それは、

ヒーリングのマナーを守ることの大切さ、重要性でしょうか。

 

ヒーラーの私を素晴らしいひとにするためにクライアントさんは存在していませんし、レイキマスターの私をベテランにするために生徒はいません。

 

また、ヒーリングは、エンターテイメントの世界のようにきらきらと輝いているようなものではありません。

それよりはむしろ、忍耐という言葉のほうがあっているかもしれない(笑)。

 

クライアントさんを癒して差し上げたいのなら、ヒーラーの外側ではなく、内側を磨き、鍛錬し、厳しく見つめていなければなりませんからね。

 

 

私がレイキの創始者、臼井氏にまつわる話で、とても大好きで、生徒に話すたびに胸が震える話があります。

 

それは、系譜図のことなのですが、普通、系譜図の1番目、スタートの空欄には走者の名前を入れるんですね。ですが、臼井氏は自分の名前を2番目にいれたと言われているというお話です。

 

宇宙から降り落ちるエネルギーであるレイキを、私たちは使わせてもらっているということ、ひとはパワーや権力といったものに弱い心を持っているということを伝えてくれている・・・と師匠から説明されたとき

はじめて、私は臼井氏に深々と頭を下げることができたと感じました。

 

臼井氏の、レイキの未来を見据えたような行動に感動し、レイキの創始者に対する尊敬というよりも、その自分を律するメンタルの強さに心打たれ、何者にも覆されることはない尊敬の念を持てたんです。

 

私たち人間の心は、ふわふわとしていて、あっちにもこっちにも傾く、脆くて弱いものなんですよね。

 

だからこそ、そんな私たちを守るためにヒーリングのルールはあります。

 

生徒さんが自分らしいレイキ道を歩いていけるように、ヒーリングのルールもレイキと共にお伝えしていこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ファ.ーストノエル

www.rie-noel.com