ほんとうは強い、わたしたち

弱さの裏にある強さ

長い時間をかけてヒーリングを続けていると、なるほどね~と思う事実に気がつくことがあるんですね。

 

ヒーリングにお越しになる方というと、何かに悩んでいたり、問題を抱えており、自分ひとりでは解決することがなかなかむずかしいから、ヒーリングの力を借りて解決をしよう、人生を豊かにしていこうと思っている人たちです。

 

解決の糸口が見えず、光が届かない深海にいるような心持ちで不安いっぱいでお越しになる方。

椅子に座るなり、涙が溢れてきて心の痛みを訴える方。

 

そういった方を見ると、たいていの人は”弱い人”と思われるかもしれませんよね。

わたしも何年と深海に潜ったまま浮上できないような生活を送った経験があり、ちょっとしたことでも敏感に反応し、動揺し、不安でいっぱいになるたびに、私はなんて弱い人間なんだとずっと思っていました。

 

けれども、こうして長い時間をかけて悩みを抱える”弱い人”と向き合っていると、その方が変わっていく、進化していく様子を見せて頂く機会が増えるんですね。

サロンで、あのときはあんなに悩んでいたのにねぇ~って笑い合える瞬間に出会えることもありますし、不幸だと感じていた状態から脱出し、自分なりのしあわせを掴み取った人たちにサロンワークを通して出会うんです。

 

こういった変化、進化をしていく方々のことを、私は自分も含めて弱いからなのだと思っていたのですが、これはひょっとしたら、とんでもない思い違いなのではないか?と思ったんですよね。

 

弱いと思う裏側に、だめな自分やどうしようもないコンプレックスと向き合う強さが隠れているんではないかと思ったんです。

 

確かにチャクラを見れば、それは理解できることなんですよね。

体に7つあると言われているチャクラは、人間が生きていく上で必要なエネルギーや要素を生み出すことができ、私たちはチャクラから、勇気や元気、優しさや、強さといったものを受け取っています。

 

思えば私も、ヒーリングをすることで変わっていった大勢の人たちのなかのひとりです。

 

過去には、わたし自身も自分のことでありながらだめな人間だと思っていたところがありましたし、周囲からも、しっかりしなさいとか、人としてだめだからといった言葉を言われていた時期がありました。

 

でもね、正直に言うと、あのとき他者から言われた言葉のほとんどは、他者の価値に当てはめて見た”私”がだめな人に見えただけで、実際はそうじゃなかったよなって思うんです(笑)。

なぜなら今、過去の私とおなじように他者からだめな人なんだねとレッテルを貼られ、それに悩んで来られるクライアントさんたちを見ると、私にはそう見えないからなんです。

 

一見、だめなように見せる事柄をよく見ていると、そこから、その人だけが持つことの出来る強さだったり、優しさだったりが見えてきて、まさにそれはその方自身の宝なんだと気づくんです。

 

そう。ただ、気づいていないだけで自分の良さ、宝を誰でも持っている。

自分の良さに気づいていないのは、他者ばかりだけでなく、自分自身もそうなんですよね。

 

ヒーリングって癒やすという行為によって、タマネギの皮をむいていくように余分なものを取り払い、その人自身が見えていなかった自分の良さに気づかせてくれるものなんですよね。

 

わたし自身がそうであったように、サロンからそういった症例がでるたびに実感します。

 

宇宙空間に浮かぶ地球に昼と夜、明るい時間と暗い時間があるように、人間もまた良い時と悪い時を過ごすのだと思います。その繰り返しの中では、明るい時間であるなら見えるものも、暗い夜の時間にいては見えないものが出てきます。

 

ヒーリングはそこに月の明かりのように、星明かりのように、そっと、さりげなくあなたにある良いもの、宝を映し出すのでしょうね。

 

だめな自分と向き合っている人こそ、実は強いのだと思います。

そうやって問題から目をそらさずに自分をよくしていこうと思う人の心は、決して弱くはないのです。

 

 

 

 

 

 


ファ.ーストノエル

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