
クライアントの自由
チャクラヒーリングのメニューには、ほとんどカウンセリングの時間があります。
カウンセリングと言っても、チャクラのバランスからみたアドバイスですので、チャクラの活性を助ける色や食べ物、香りやエッセンスをお伝えする程度ですが、クライアントさんが持っている希望や目標達成の手助けになると思われることもお伝えしています。
お伝えをしていくなかで、できるだけ強制的にならないよう、またはそう思われないようにあくまでも参考程度としてお伝えをしているのですが、次のセッションでお会いしたときに「先生!言われたとおりにやってみました!」と、受け取ってくださったのは嬉しいのですが、学校からの宿題のように課せられたものといった感じで受けとられている方も中にはいらっしゃるんですね。
それで、チャクラのバランスがよかったりするとガッツポーズする方もいて、ヒーリングって競争ではないんで・・・と思うことも希にありました。
その状態が強くなってくると「やらなきゃならない」になってしまい、それがストレスとなることもあるので、あくまでも参考までにという姿勢でいるのですが、やはり、こちらがセラピスト、ヒーラー、その手のプロという肩書きを見られて、アドバイスは絶対だと思ってしまうのも無理もないことなのかなと感じています。
もちろん、プロのセラピストというのはプロになるための勉強をし、課題をクリアしているので、クライアントにするアドバイスはしっかりとした基礎があってのものです。さらにプロとして積んだ経験が重なっていけば、柔軟で個人にあわせたアドバイスができるようになってきます。
ですけども、あくまでも参考までにということに留めているのは、課題を解決するためにどのような選択をし、どんな方法で解決していくのかはクライアントの自由であることもよく分かっているからなんですよね。
○○ヒーラー、○○セラピスト、マスターなんて肩書きがついていても、その人が人格者、立派な人であるとは限りませんし、それは私にも当てはまることです。
ただ、そういった肩書きを持つ人たちはある一定の勉強や課題をクリアし認定証を得たその道のプロというだけですので、プロといえど完ぺきな人というわけではありません。
これは私の経験から得たものなのですが、こういったプロからのアドバイスを受けて、自分で考えてみる、自分を見つめてみるといったことをしてきたクライアントさんというのは、問題を解決していったり、人生をより豊かなものに変えていく傾向がありますよね。問題を解決する力というのも発揮できる人とも言えると思います。
自分を見つめる行為は、この世でいちばん恐ろしいものと言われるほど、やはり辛いことだと思います。自分の欠点などを見なければならないというのは落ち込みますしね。
しかし、ヒーリングには自分を見つめることを促す役割もあり、自分を見つめる力や勇気は、チャクラのパワーチャージをすることで自分の中から生み出すことができます。つまりは自分を進化や変化させていくきっかけにも、ヒーリングはなるんですよね。
受け取るかどうかを決めるのも自由で、それらはじぶん自身で決めることです。
サロンのドアは開いてますので、入ってくるのも出ていくことも自由です。
そう思うと、ヒーリングって気軽に受けられるのではないかなと思っています。
ファ.ーストノエル